地産地消のメリットとデメリットを学校給食の観点から考えよう





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地産地消という言葉が知られるようになってずいぶん経ちます。

地産地消とは地元でつくられた食材を地元で消費しようという意味です。

多くのメリットを持つ地産地消ですが、実は隠れたデメリットも存在しています。

食育という観点からも、学校給食にも積極的に取り入れられている地産地消。

学校給食として考えてみると地産地消にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょう?

 

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地産地消のメリット

地産地消のメリットとしてまず挙げられるのが、生産者の顔が見えること。

近年は食の安全が脅かされる事件が多く、私たちは命のもとである食品の安全には非常に敏感になっています。

地元農家で生産された食材であれば、誰がどこでどのように作ったのかが見えやすく、口に入れるのも安心です。

次にコストの削減。

収穫してから口に入るまでの距離が短いため、流通のコストが低く抑えられます。

その結果価格自体も安くなり、購入する側にもメリットとなります。

そして鮮度。

収穫してから消費されるまでの時間が短いということは新鮮な状態で食べることができるということです。

栄養的に見ても大きなメリットと言えるでしょう。

また、輸送にかかる時間や距離が少ないということは、エネルギーの削減につながります。

無駄なガソリンや電力を使わなくて済むため、環境に対しても非常に優しいのが地産地消です。

 

地産地消のデメリット

いいことばかりのように見える地産地消ですが、実はデメリットも存在します。

その最大のものとして、生産される作物が限定されてしまうことです。

いくら狭い日本とはいえ、各地で気候や土壌は異なっていますよね。

だからこそ各地に名物というものがあるのです。

つまり、その土地では生産に不向きなものや自然な状態では生産不可能な食材も出てきてしまうわけで、地産地消にこだわりすぎると口にできる食材に偏りが出てしまうことも考えられます。

無理に多くの種類を生産しようとすると価格の上昇・無駄なエネルギーの使用・品質の低下などを招くことになります。

これでは地産地消のメリットを打ち消してしまいかねません。

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学校給食という観点から見ると?

食育的な観点から、学校給食には地産地消が積極的に取り入れられています。

なかには地元の農家と一緒に作物をつくり、給食で食べるという取り組みを行っている学校もあるそうです。

食べ物を大切にするという点から見ても大変素晴らしいことだと思います。

地産地消を学校給食と結びつけることで、食べ物に対する感謝や郷土愛など多くのことを学ぶことができ、子どもの成長発達に多くのメリットをもたらしてくれています。

体だけではなく社会的にも精神的にも成長させてくれるのが地産地消を取り入れた学校給食と言えるのではないでしょうか?

ですが、地産地消に過度にこだわりすぎると食文化の多様性や各地の特産品に触れる機会が少なくなってしまう恐れがあります。

メリットとデメリットのバランスを上手く取りながら地産地消を進めていっていただきたいと感じます。

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