鼻血の止め方を子供に正しく伝えよう。昔と今で違うの知ってた?





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子どもは頻繁に鼻血を出すものです。

物理的な衝突の機会も多く、大人と比べて粘膜が弱いことが原因です。

鼻血の正しい止め方を知っていますか?

遠い昔、親や保健室の先生から教えてもらった方が多いと思います。

ですが私たちが子供のころに習った鼻血の止め方、実は間違っていたのです。

昔常識であった方法が現代では否定されています。

子供の鼻血の正しい止め方、今と昔の違いについて解説します。

 

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鼻血の出る場所は決まっている

鼻血の出やすい部位があるのをご存じですか?

それは「キーゼルバッハ部位」と呼ばれている場所で、鼻先にあり鼻の穴の丁度上あたりにあります。

この場所は毛細血管が非常に多く粘膜も薄いため、ちょっとした刺激ですぐに出血してしまうのです。

鼻血の約8割はキーゼルバッハ部位からの出血と言われています。

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鼻血の正しい止め方

子供も大人も共通することですが、鼻血には医学的に正しい止め方があります。

鼻血の正しい止め方

  • 顔をやや下に向ける
  • 鼻の穴の周辺にティッシュなどを軽くあてる(鼻血が垂れてきた場合のため)
  • キーゼルバッハ部位を親指と人差し指で強めに押さえる
  • 5分程度そのままでいる

 

これが正しい鼻血の止め方です。

鼻血に限らず、止血の基本は出血部位の圧迫です。

通常の出血であれば数分から10分程度の圧迫で血を止めることができます。

もし、この方法でも鼻血が止まらない場合、それはキーゼルバッハ部位からの鼻血とは考えられません。

もっと奥や脳などからの出血の可能性があります。

その場合は早急に耳鼻科を受診してください。

専門的な治療や処置が必要となる場合があります。

 

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昔と今の鼻血の止め方の違い

昔の常識は今の非常識とはよく言ったもので、特に医療の世界では私たちが子供のころの常識が今ではやってはいけないNG行為とされていることが少なくありません。

鼻血の止め方もその一つです。

子供のころに教えてもらった鼻血の止め方で、今はNGとされているものをご紹介します。

 

今はNGとされている止め方

  • 鼻血が出たら上を向く
  • 鼻の穴にティッシュなどをつめる
  • 首の後ろをトントン叩く

 

①鼻血が出たら上を向く

上を向くと鼻血が喉のほうに流れていきます。

その結果、気道に入ってしまったり、喉に張り付いた血が固まって気道を狭くしてしまったりする可能性があります。

ですから今は「鼻血の際は顔をやや下に向ける」ことが正しい方法とされています。

ちなみに、口の中に鼻血がまわってきても飲み込んではいけません。

ティッシュなどに吐き出すようにしてください。

 

②鼻の穴にティッシュなどをつめる

これは全く間違っているとも言えません。

止血の基本は出血部位の圧迫です。

鼻の穴に詰め物をし、外側から指で押さえることにより、圧迫をより確実なものとできるからです。

ですが、詰め物をしないほうが良いとされている理由は別のところにあります。

血というのは非常に固まりやすいため、詰め物と鼻の粘膜の接着剤のように働いてしまうことがあります。

その結果、詰め物を取るときに粘膜を再び傷つけてしまい、再度出血してしまうことがあるからです。

キーゼルバッハ部位からの出血は外側からの指による圧迫で十分止血が可能です。

そのため、わざわざ鼻の中に詰め物をしなくてもよいのです。

垂れてくる血が気になる場合は鼻の穴にティッシュなどをあてておき、拭う程度で十分です。

 

③首の後ろをトントン叩く

これには全く根拠がありません。

叩く衝撃で粘膜に振動を与える結果となり、却って鼻血が止まりにくくなります。

 

子供に正しい止め方を教えよう

子供の正しい鼻血の止め方、ご理解いただけましたか?

昔教わったことをそのまま実践してしまうと血が止まりにくくなったり、呼吸困難になったりと様々な危険があります。

今と昔の違いを知り、子共にも正しい止め方を教えてあげてください。

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