耳掃除を綿棒でやるのは危険って本当?耳垢の役割やタイプも知っておこう。

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「耳掃除するよ~!」と母に呼ばれると、小さい頃の私は母の膝に寝ころび、耳かきをしてもらうのが気持ちよくて、そのまま眠ってしまっていました。笑

耳かきの後ろの綿でポワポワしてもらうのが最高なんですよね~♡笑

私のように、みなさんも耳かきにはお母さんや家族、恋人との気持ち良い思い出があるのではないでしょうか(^^)

我が家では、赤ちゃんの頃には赤ちゃん綿棒で耳掃除をしていましたが、1歳を過ぎたころには普通の耳かきで耳掃除をしています。

ただ、我が家の場合は、耳鼻科に行って耳掃除をしてもらうので、家では母子&父子のコミュニケーションのひとつの役割なんです(^^)

子ども達も小さい頃の私のように気持ちよさそうにしています。

さて、この耳掃除ですが、実際私が親になり、我が子に耳掃除をする番になり分かったことがあります。

それは、「耳かきって綿棒でするの?耳かきでするの?」という謎です。

耳垢のタイプによって耳掃除のアイテムを変えるとキレイになると聞いたことがあるのですが・・・。

確かに、プールやお風呂上りは綿棒でキュキュッとすると気持ちいいですよね。

そこで、今日は耳掃除についてお話したいと思います。

綿棒で耳掃除?耳かきで耳掃除?それとも・・・耳掃除はしない?!

さて、どれが正解なのでしょうか。。。

 

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耳垢とは?

普段、耳くそ や 耳垢(みみあか) と言っていますが、『耳垢(じこう)』というのが正式名称です。

耳垢とは、新陳代謝によってはがれ落ちた“耳の穴の皮膚”や、外から入ってきた“ホコリ”、耳の入り口から鼓膜までの間の部分にある耳垢腺(じこうせん)から分泌される“分泌液”が混ざったものなのです。

ちなみに耳垢腺とは、汗を分泌する汗腺の一種です。

耳垢には、“乾燥してカサカサするタイプ”と“ねっとりと粘性のあるタイプ”があり、日本人は“カサカサしているタイプ”が多いと言われています。

耳垢は遊離アミノ酸やシアル酸、脂肪分などの糖質成分からなっており、この中のシアル酸は水を吸収する特徴があるため、湿性耳垢はシアル酸の割合が高い傾向にあります。

 

耳垢の役割とは

汚いイメージのある耳垢ですが、実は役割があるんです。

① 外部からのゴミを吸着する
耳垢腺から出される分泌物には粘りがあり、それによってできた耳垢が外部から耳の中に入ろうとする小さなゴミやホコリをキャッチしてくれます。
キレイにしすぎると、キャッチするものがなくなって異物を侵入させやすくなってしまいます。

② 雑菌の繁殖を抑える
耳垢には、溶菌酵素とも呼ばれるリゾチーム、病原菌の毒素を中和させる作用があるIgG、病原体の感染予防に効果のあるIgAなどが含まれており、耳の中で細菌が繁殖するのを抑えてくれます。
これらの抗菌成分は日本人に多い乾燥タイプの耳垢に多く含まれており、粘性タイプの人に比べて外耳性の疾患にかかりにくいと言われています。

③ 虫の侵入を防ぐ
実は耳垢には“虫よけ”の効果もあります。
耳垢の匂いや苦みのある成分が、虫が耳の中に侵入するのを防ぐ働きをするのです。
成分だけでなく、耳垢があることで物理的に虫が入りにくくなり、鼓膜への侵入を食い止めてくれます。

④ 皮膚の保護
耳の表皮や鼓膜は薄い皮膚で守られており、非常にデリケート。
耳垢はこれらの部分を保護する役割も持っています。脂肪成分が含まれることから皮膚を保湿する効果もあり、潤滑性も高めてくれるのです。

 

耳垢のタイプは5つ!

耳垢は大まかに、乾性耳垢と湿性耳垢にわけられますが、この2つの特徴を併せ持つようなタイプもあり、5つに分類できます。

① 砂糖タイプ
乾燥タイプの耳垢で、耳掃除が難しいタイプです。
粉っぽいため鼓膜近くまで自然に落ちやすく、普通の耳かきで掃除してしまうと鼓膜の奥の方に押し込んでしまいやすいため、慎重に掃除する必要があります。

② 抜け殻タイプ
日焼けした皮膚がむけたような、薄い抜け殻状の耳垢タイプ。
膜のようになっているため、粘着綿棒やピンセットを使った耳掃除が適しています。

③ べたべたタイプ
皮脂腺から分泌される脂分でできたアメ状の耳垢です。
耳の内部に根強く粘着していることから、耳掃除は困難を極めます。
ウェットタイプの綿棒などを使い根気強く掃除する必要があるでしょう。

④ パン粉タイプ
①と③の中間的なタイプで、パン粉を細かくしたような、茶色い粒状であることが特徴です。
このタイプも耳の奥へ落ちていきやすいため、オイル付きの綿棒や粘着綿棒などが活躍します。

⑤ パイシートタイプ
②と③の中間的なタイプで、引っ張るとはがれるようなシート状であることが特徴です。
比較的、耳掃除のしやすいタイプと言えます。

 

いかがですか?

耳垢のタイプによって耳掃除のやりやすさや、耳掃除に使うアイテムが違ってくるんですね。

 

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耳掃除はどれくらいするもの?

先にもお話したように、耳垢に役割があるのであれば、耳掃除はしなくてもいいのではないかという疑問にぶつかりますよね。

これについては、色々と意見があり、賛否両論なのです。

耳掃除を全くしないと『耳垢塞栓(じこうそくせん)』といって、耳垢で耳の奥がふさがれてしまう病気になる可能性があるのです。

一方、アメリカの医学博士によると、

『耳垢はホコリと汚れから鼓膜を守るだけでなく、抗菌性もあり表面を潤すという特典までもたらしている。さらに、耳には自浄作用がある。身体の不思議の一つだ! 耳垢が乾いたら、ご飯を食べたり、友だちとおしゃべりしたりして顎を動かす度にその古い耳垢が顎の動きによって外耳道から外に出ていくのである』

と、耳掃除は必要ないという考えも発表されています。

 

一般的には、耳垢のとりやすいお風呂上がりに、2週間~1か月1に1回の頻度で行うのがいいとされているため、これからかけ離れたペースの人は見直しが必要かもしれません。

なお、1回の耳掃除にかける時間は2~3分程度にしましょう。気持ちいいからと言って、耳掃除のやりすぎは耳を傷つけるのでNGですよ!

 

気持ちいい耳掃除のやり方とは?

① 耳の穴、つまり外耳道には、耳垢腺という名の「アポクリン腺」があります。

アポクリン腺は他にも、腋窩と乳輪などにあり、それらは人間の性感帯です。

このことから、同じアポクリン腺である耳垢腺を耳かきや綿棒で刺激すると、生殖器に繋がる神経と同じ、迷走神経が刺激されることで快感を覚えるのだと言われています。

 

※迷走神経とは
迷走神経とは、脳から出ている末梢神経のひとつであり、体の中を複雑に走り回っている、つまり迷走しているという意味からついた名前です。
この迷走神経は主に内臓の働きを調節していますが、外耳道の耳垢腺にも神経の枝を伸ばしていて、耳かきなどでここを刺激すると、気持ちがいいと感じるようです。
ちなみに耳掻きで眠くなったり、よだれが出たり、咳が出るなどの反射が起こることを、迷走神経反射と呼びます。

 

② 耳つぼをマッサージ!

まず鏡を目の前において、自分の耳が見えるようにして、綿棒や耳かきの裏側を使って、耳たぶからゆっくりと優しく、マッサージするように動かします。

ポイントは一気に進めずに、綿棒や耳かきを行ったり来たりさせることです。

耳にはなんと110ものツボがあるので、それらのツボを押すことで心地よさを味わうことができるのです。

次に耳の中ですが、耳かきのかきだし部分か、綿棒を使って、耳の入口から1cmくらいのところまでにある耳垢を、ゆっくりマッサージするように、クルリと一周させながら外に掻きだします。

耳かきや綿棒を小刻みに動かして、優しく、軽いタッチで行うようにしましょう☆

 

いかがでしたか?

これからは自分に合った耳掃除でスッキリ&気持ちよくなってくださいね☆

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