鯉のぼりの由来を子供向けに説明できますか?

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♪屋根より高い鯉のぼり〜♪として有名な鯉のぼりですが、5月5日の子どもの日にむけて鯉のぼりを飾る家庭は近年減ってきました。

幼稚園や保育園で飾っているのはよく見かけますが、一般家庭ではマンション・アパートで中々飾ることが出来ないことも。

ですが、飾ることが出来る環境にある方は縁起物なので是非飾ってほしいです。

―ところで、この鯉のぼりの由来はご存知ですか?

鯉のぼりも五月人形も端午の節句として子供の成長をお祝いするために飾りますが、主役の子供には由来をどう説明したら良いでしょうか。

鯉のぼりも五月人形も立派な作りなので、子供にその付加価値を教えるためにも由来を知って子供向けに説明したいですね。

それでは『鯉のぼりの由来について』ご説明いたします。

 

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鯉のぼりの由来!端午の節句とは?

端午の節句は五節句の一つです。

五節句とは、一年間のうち5つの節句のことで1月7日・3月3日・5月5日・7月7日・9月9日をいいます。

奇数の月日ばかりなのは中国の自然哲学に由来しております。

11月11日が節句に当たらないのは‘5’節句に入らないためです。

そして端午とは‘端=はじめ’‘午=5月’にあたります(「?どういうこと?」と疑問に感じる方は旧暦の十二支をカレンダーでご参照くださいね。)

それが、後に5月5日が端午の節句として徐々に定着していったようです。

そのほか「午=ご」の同音異義語として「午=五」と変化した説もあります。

掻い摘んでいうと「5月のはじめの5の日」=「端午の節句」として子供に説明しても良いと思われます。

 

端午の節句、鯉のぼりについて

それでは鯉のぼりの由来や飾る意味をご説明していきます。

  • 鯉のぼりを飾る意味について

鯉は中国の伝承で「滝をのぼった鯉が天にのぼり龍になる」という言い伝えがあり、それが江戸時代の日本にも伝わり縁起物と崇められるようになりました。

当時はのぼり(幟)に武家の家紋をつけてお祝いしていたものが発祥で、その後庶民にも広まり幟ではなく和紙に鯉の絵を描いたものでした。

数百年後の明治時代では描く鯉を増やし現代でいう「真鯉」「緋鯉」も追加されました。

何故、鯉なのかというと中国の伝承の他、鯉は生命力が強いことから江戸時代は乳児の死亡率がたいへん高かったこと、男児が武家に産まれた場合はその血が途絶えぬよう、そして立身出世を果たすべく育てられてきたため、鯉のぼりをはじめ五月人形などもその願いをこめて飾られるようになりました。

ちなみに立身出世とは、社会的な地位を得て立派な身分を得るという意味です。

「立身出世をして故郷に錦(にしき)をかざる」という言葉がありますが、錦鯉(にしきごい)という種類の鯉と幟をかざる行為をかけあわせた意味合いになります。

 

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鯉のぼりの歌に出てくる真鯉・緋鯉とは

鯉のぼりの歌には、大きな真鯉(まごい)→お父さん

小さな緋鯉(ひごい)→子どもたち

と表現されていますね。

お母さんは…??と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

諸説ありますが、鯉のぼりの並びは黒(真鯉)、赤(緋鯉)、緑や青(緋ではありませんが、緋鯉に値します)です。

近年では歌詞にお母さんは出てこないものの赤色の鯉がお母さんとして飾られている家庭が多いです。

そして緑や青の小さな鯉が子どもたちであるという説が増えています。

様々な家庭があるので子供に聞かれたら、家庭に合った説明をしてくださいね。

 

子供にどう由来を説明したら良い?

子供には、鯉は生命力が強くお侍さんの時代から子供が健康で立派に育つように鯉のぼりをそのお家の敷地内に建てるようになったんだヨーと教えてあげてくださいね。

小学校中学年〜高学年以降の子供の場合はその時の時代背景(食べるものが少なかった飢饉や戦の話、赤ちゃんの死亡率が高かったこと等)を併せて説明すると歴史に興味を抱くかもしれません。

鯉のぼりを飾るのも結構な労力が必要なので、子供に由来を説明することで尚、飾り甲斐が出てくるかもしれません。

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